続けられないブログ
ようわかりました。ブログは一つのテーマにしぼって書くのは難しい。
ネタが枯渇状態にありました。2年弱も。長かった。
とにかく思ったことをつらつらと書けばいいのだ。
情報を200%活かす 池上彰のニュースの学校 (朝日新書)
池上彰さんの情報活用術に関する1冊です。
面白かった部分ではケインズの美人投票です。自分が美人だと思う人ではなく、他人が美人だと思う人に投票しなさい。この美人投票が株式市場、株取引だと記述がありましたが、非常に合点がいきました。経済学の基本書を読んだほうがいいとありましたが、本日、ジュンク堂藤沢書店に行った際に見た以下の本はなかなか難しかったです。かなり腰を据えてじっくりと対峙したほうがいい本ですね。
- 作者: ティモシー・テイラー,池上彰,高橋璃子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2013/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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残念なところですが、帯に新聞やネット、書籍、テレビの活用術が書いてあるように見えますが、正直に言うと全分野がふんだんに網羅されているわけではありません。
特にテレビはCNNをつけっぱなしと帯には書かれていますが(確かにその記述はありますが)、池上さんは他の著書でテレビは見るものではなく、出るものとおっしゃっており、あまりテレビはご覧になっていないようです。
本書には新聞の読み取り方が詳しく書かれています。これから新聞を取りたいと思っている方にはおすすめの一冊ですが、テレビやネットの情報活用術というと少し期待外れかもしれません。
池上さんは情報取得の場としては新聞を大いに活用されているようで、そこから興味がわいたものは本屋に行って書籍を読み込んで理解を深めている。博覧強記の彼の頭脳は新聞の読み込みが源泉となっていると思います。
タイトルはニュースの学校ですが、新聞の文字をつけたほうがいいかもしれません。
この本では情報活用術とありますが、いわゆるhowto本ではないように思えます。中ごろでは全国紙における原発事故の報道の仕方の分析や選挙の報道などを多角的に分析しています。これは池上さんの教えたがりな部分に由来しているかもしれません。
池上さんの情報収集テクニックをもっと詳しく知りたい方は次の本がおすすめだと思います。
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
- 作者: 池上彰,佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: 単行本
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個人的には池上彰さんは大好きなジャーナリストの一人ですが、何冊かを読むにつれ、新聞で興味関心を呼び起こし、書籍で理解を深めるスタンスが一貫していると感じました。
知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)
池上彰さんの経済ニュースの入門書です。
正直に申しますと、まったくの初心者向けの本ではないように思います。これから投資をしたり銀行ローンなどを使ってみたり、少し経済のことが分かっている方にお勧めできる本だと思いました。
円高円安とは何か。経済ニュースの門をたたくときにはまだ未読ですが、こちらの本がおすすめできそうです。
さて、朝日親書で紹介したシリーズは政治の学校、ニュースの学校と3冊セットで買うことをお勧めします。というのも政治・経済・マスコミは関連性が強く、今後ニュースを理解していくうえでお互いがリンクしていることがよくわかると思うのです。
今回紹介した本ではお金(通貨)の成り立ち、銀行、証券会社の仕組み、投資や税金の説明など、お金にまつわる知識が増えます。お金に関しては以前、池上さんの本で1万円が福澤諭吉になった背景には当時、紙幣の肖像画を決めた小泉純一郎元首相と塩川正十郎さんの出身大学(慶應義塾大学)の影響があったといわれているそうです。その本も面白かったです。
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
- 作者: 池上彰,佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: 単行本
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池上さんと佐藤さんの情報のインプット方法が余すところなく紹介された本です。単行本でボリュームもありますが、新聞をはじめ様々なメディアからの情報収集について非常に参考になります。
新聞10紙をとる、ネットサーフィンはしないなど、かなりストイックな部分もあり、常人には真似は不可能な部分もあると思いますが、彼らがどのような方法で情報を入手しているかを垣間見ることができ、できるところから取り入れていこうと思える1冊です。
その中でも佐藤さんがおすすめしているdマガジンはおすすめだと思います。
ドコモの雑誌定額制読み放題サービスですが、月額400円(税抜き)で多数の雑誌が読み放題となります。ただし、雑誌のすべてのページを見ることができるわけではありません。
私もこちらのサービスに加入しておりますが、週間文春、週刊新潮などのメジャーな週刊誌だけでなく、旅行雑誌や最新家電に関する情報誌なども楽しく読んでいます。
さて、本の内容の話を戻しますと、お二人は新聞と書籍の購読について力説されていました。
個人的にも新聞や書籍の力は大きいと思います。ツイッターなどのSNSでニュースをチェックすることも私はありますが、その記事は校閲がないため、信憑性について疑問符が付くこともあります。
またネットはやはり自分が信じたいニュース、見たいニュースをクリックしてしまうので、考えが偏りがちになってしまいます。個人的にもヤフーニュースなどのポータルサイトを見るとついついスポーツニュース欄をクリックしてしまいます。
ですので、新聞は政治・経済・国際・文化・スポーツ・社会など様々な日本そして世界の顔を見ることができます。新聞は一種の異業種交流会でもあると思います。
ちなみに本屋についても同じことがいえると思います。私自身Amazonはよく利用しますが、ネット書店はあまり利用しません。ネット書店のレビューはチェックしますが、リアル書店に行くと、さして関心のない分野の本も自然と目に留まることもあり、そこから興味が派生することもあるので、新しい出会いを楽しめます。
学生時代、新聞部に所属していましたが、先輩から記事は「足で書け」とよく言われていました。書店でも交流会でもなんでもそうですが、やはり心と体で汗をかくことで新しい発見はあると思います。
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これから読んだ本の感想を書いていきます。
小説、新書、哲学書がメインです。ビジネス書はあまり読みません。
よろしくお願いいたします。